秋月氏の端城で、在地の小領主である野(津)手讃岐が城番だったという。(福岡県の城郭より)
宮地嶽神社の裏手に残る。作業道が一部破壊しているが、
周囲を囲む畝状竪堀は浅くなっているが、10本以上は確認できる。(1〜4画像)
最後部の主郭は藪っており、土塁など確認できない(左5)。
主郭から下った北側の郭には堀切が2条あったようで、手前は埋まっており、
北側は藪っているが確認できた(最右画像)。
築城者や城主などは不明。(『福岡県中近世城館遺跡等詳細分布調査報告書１・福岡県の中近世城館跡�機戮茲�)
標高826mの砥石山山頂を主郭とする。
三郡山から若杉山への登山道の途中にあり、前砥石山しばらく行くと、明らかに人工的に削平された郭に出る。
主郭から三郡山方向の南東には2段郭が展開され、どちらの郭も広い。
一方、若杉山方向の北側は狭く、尾根上に狭い郭と浅い堀切が残る。
平成17年(2005)に臼井町教育委員会により中世城館跡と判明した。(『福岡県中近世城館遺跡等詳細分布調査報告書１』より)
竹生嶋神社の本殿裏に墳丘墓の高まりが2つあり、その間に空堀が残っている。
秋月氏家臣の千手八太郎の居館。(福岡県の城・福岡県の城郭より)
小山状の千手八幡宮の北側と西側に空堀が歴然と残る。
西側はその外側に土塁も残っている。
地元で「デンシロ」と伝わる以外に詳らかな歴史は不明。
(『福岡県中近世城館遺跡等詳細分布調査報告書１』より)
墓地の裏側に道があり登って行くと辿り着く。(軽く藪漕ぎして登ったが、下りに道を発見。)
登り切ると祠があり、その裏手の小山が主郭のようである。
藪っていて画像では見にくいが東側に5mくらいの深さの堀切が残る。
秋月への街道沿いであるからして、街道を抑えるための城だったか。
このページの著作権は、作者に帰属します。 画像などの2次利用は御遠慮下さい。
